厳選!高品質ヒラギノフォント15書体
京都市北部の地、柊野(ひらぎの)にちなんで命名されたヒラギノフォント。「クールでスマートなベーシック書体」をコンセプトにデザインされたヒラギノフォントは、その読みやすさと美しさからデザイン業界を中心に絶大な支持を得ており、ファッション誌や広告はもちろん、macOSやスマートフォン、カーナビ、液晶テレビなどのさまざまな機器に採用されています。
ヒラギノフォント 厳選15書体
「今」の文字文化を支えるヒラギノフォントから、読みやすさを追求した「UDフォント」、雑誌・書籍の本文用で定評のある「こぶりな」、優雅さと可読性を両立させた「行書」など、厳選した15書体を搭載します。
搭載書体の特長
ターゲットに合わせてデザイン
ヒラギノUD角ゴ・ヒラギノUD明朝・ヒラギノUD丸ゴは、中庸で「長く/楽に/読ませる」ことを重視しています。
小さな文字でもつぶれにくい
文字を並べたときに濃度が揃うように、○部分のアキが視覚的に均一に見えるよう調整。小さな文字でも読みやすくなります。画像との相性が向上し、ページ全体のバランスがよくなります。
ディスプレイ上でもくっきり見える
ヒラギノUD明朝は、解像度の低いディスプレイ表示などでも、くっきりと見えるように、横線やはらいの先端など、見えにくい・飛びやすい部分を太くしています。
読み間違いが起きにくい
ヒラギノUDフォントの仮名は誤読につながりやすい濁点・半濁点を大きめに修正しています。濁点は点と点の位置を広げ、より明るく読み取りやすくなっています。
ヒラギノUD フォント独自の欧文
ヒラギノUDフォントの従属欧文は、視認性の高いシンプルで自然な骨格が特徴。文字長が長くなりにくい細身のデザインで、「1」や「7」、「C」や「O」など読み間違えやすい文字の誤読防止に配慮しています。
組版が崩れない
通常は、スタイル(セット・ウエイト)ごとに異なる文字幅とプロポーショナルピッチをヒラギノUDフォント内ですべて共通化。スタイルや太さを変えても組版が崩れません。
SJヒラギノUD角ゴ StdN W3/W6
ヒラギノ角ゴシック体の基本デザインを踏襲しながら、長く読んでも疲れにくい柔らかな仮名の骨格を採用。ストロークをシンプルにし、濁点・半濁点に強調を加えることで、文字のあるべき美しさと誤読防止処理の両立を追求しています。
漢字、かな、英数字が文章に自然な抑揚・リズムを生み出し、長い文章も心地よく読んでいただけるUD書体です。
SJヒラギノUD角ゴ StdN W3
SJヒラギノUD角ゴ StdN W6
SJヒラギノUD丸ゴ StdN W3/W6
ヒラギノ丸ゴシック体の基本デザインを踏襲しながら、長く読んでも疲れにくい柔らかな仮名の骨格を採用。ストロークをシンプルにし、濁点・半濁点に強調を加えることで、文字のあるべき美しさと誤読防止処理の両立を追求しています。
SJヒラギノUD丸ゴ StdN W3
SJヒラギノUD丸ゴ StdN W6
SJヒラギノUD明朝 StdN W4/W6
ヒラギノ明朝体の基本デザインを踏襲した優美なデザイン。濁点・半濁点の誤読防止処理に加え、液晶ディスプレイで飛びやすい明朝体の横線やはらいを太めに加工し、幅広い用途に対応したUD書体です。
SJヒラギノUD明朝 StdN W4
SJヒラギノUD明朝 StdN W6
SJヒラギノ行書 StdN W4/W8
筆書系書体特有の「くずし」を抑えて、優雅さと可読性を両立させた行書体。華やかで力強く、和の風趣を伝える表現にも最適。横組適性も考慮されているため、ベタ組みでも縦・横ともに美しく組むことができます。
SJヒラギノ行書 StdN W4
SJヒラギノ行書 StdN W8
SJこぶりなゴシック StdN W1/W3/W6/W9
素直でやわらかな印象を持つゴシック体。字面率を抑えた設計により、詰め組みでも美しく、読みやすい文字組みに仕上がります。雑誌組版に最適な、縦組みも横組みもバランス良く組める書体です。
SJこぶりなゴシック StdN W1
SJこぶりなゴシック StdN W3
SJこぶりなゴシック StdN W6
SJこぶりなゴシック StdN W9
SJヒラギノ丸ゴオールド StdN W4/W6/W8
一本の線の中に細太の抑揚がしっかりとついており、線端がぷっくりと太くなる独特のデザインが、単純に見えがちなカタカナなどの表情を豊かにしています。ひと目で惹きつける特徴を持ちながらも、親しみやすくどこか懐かしい独特の佇まいがあり、タイトルや見出し、短い文章に使ってじっくり味わいたいフォントです。
SJヒラギノ丸ゴオールド StdN W4
SJヒラギノ丸ゴオールド StdN W6
SJヒラギノ丸ゴオールド StdN W8
書体提供 株式会社SCREENグラフィックソリューションズ
1990年当時、写真製版用総合メーカーであったSCREENは自社の組版システムに搭載するためヒラギノフォントの開発に着手。広告・出版・放送をはじめスマートフォンやタブレット、高速道路標識や多言語サインなど、生活の中のあらゆるシーンで採用され、その読みやすさと美しさから今ではなくてはならない書体を数多く生み出しました。
SCREENのヒラギノはこれからもライフスタイルやニーズの変化とともに進化を続け、百年後も色褪せず、世界で使い継がれるフォントを追求し続けます。
神戸市の案内サイン
採用書体:ヒラギノUD角ゴ
Tarzan(No.866号)
出版社名:株式会社マガジンハウス
デザイン:株式会社Cumu
採用書体:こぶりなゴシック(本文)