進化し続ける「ATOK Passport [プレミアム]」 進化し続ける「ATOK Passport [プレミアム]」

進化し続ける「ATOK Passport [プレミアム]」

一太郎とともに歩み続けるATOKは“わたし”にあわせて進化する日本語入力をテーマに新たな一歩を踏み出しました。
ATOKパーソナライズドコアの技術を入力支援に応用し、入力ミスの自動修復と変換結果から入力を効率化する新しいATOKが登場します。

ATOKがネイティブ64bitに最適化

各種ツールを含め、ATOK Passportに搭載するアプリケーションを64bit化しました。

  • 今回の64bit対応により、Windows 10 32bit(x86)環境は動作保証外となります。なお、Windows 11/Windows 10 x64 OS上であれば、32bitアプリケーションへの入力が可能です。

個人の入力傾向からミスを修復
「ATOKパーソナライズドコレクト」

これまでの入力傾向と現在入力中の文章を照合し、最適な修復候補を判定。使い込むほどに、“わたし”の入力傾向にあわせた入力ミスの自動修復を行うようになります。

ATOKパーソナライズドコレクトを搭載

2023年2月リリースのATOKで使われている「ATOKパーソナライズドコア」の技術を、変換に加えて入力ミスの自動修復に適用した「ATOKパーソナライズドコレクト」を新たに開発しました。
使い込むほどに“わたし”の変換へと変化するのと同じように、使えば使うほどに“わたし”の入力傾向にあわせた入力ミスの自動修復を行うようになります。

自動修復も入力傾向に応じて高精度に

これまでのATOKでは、入力ミスの修復では、打鍵されたキーの並びから推定される読みに修復していました。「ATOKパーソナライズドコレクト」では、これまでの入力傾向と現在入力中の文章とを照合した、最適な修復候補を判定します。
例えば、「経済」を入力しようとして「keiaai」と入力した場合。あるいは「掲載」と入力しようとして「keiaai」と入力した場合。どちらも「keiaai」と入力ミスをしましたが、入力したかった単語は異なります。
経済に関する文章を入力するAさんでは、入力傾向から「経済(けいざい)」に修復され、文学に関する文章を入力するBさんでは、入力傾向から「掲載(けいさい)」に修復されるようになります。

ATOKアトカラで修復の強度を調整

ATOKパーソナライズドコレクトによって修復が実施されたときは、ATOKアトカラで提示します。ATOKアトカラでは、ATOKパーソナライズドコレクトの強度を設定できます。
ATOKアトカラの通知は、一太郎2024のATOK Passportツールパレットでも確認できます。

テンプレート文書AIコレクター「ATOK@ブンコレ」

メールやビジネス文書で使うひな形通りの文章を定型文として登録し、アプリケーションを問わずにすぐ呼び出せる機能を、「今」の時代に合う形でパワーアップさせ、新搭載。“わたし”専用の定型文の活用ができるようになり、作業スピードを飛躍的に向上させます。
「ATOK@ブンコレ」は、一太郎2024のATOK Passportツールパレットでも確認できます。

「ATOK@ブンコレ」はATOK Passport [プレミアム] ご契約の方のみ利用可能です([ベーシック]では利用できません)。また、ご利用にはインターネット常時接続環境が必要です。

文書を登録する

メールソフトなどのアプリケーション上で、登録したい文章を範囲選択。[Ctrl]+[C]キーを2回、続けて打つと、「ATOK@ブンコレ」が起動します。

また、一太郎2024で範囲選択した状態で、ATOK Passport ツールパレットからボタンをクリックして「ATOK@ブンコレ」の登録ができます。

文書を呼び出す

ATOKで「@」キー(カナ入力では「゛」(濁点)キー)を入力して、表示される推測候補から「→@ブンコレ」を選択します。メニューをたどって選んだ文章が入力されます。

また、一太郎2024では、ATOK Passportパレットの「お気に入り文書メニューを表示」ボタンをクリックすると、メニューが表示されます。メニューをたどって選択した文書を、カーソル位置に挿入できます。

登録前に校正する

登録画面で「クラウド文章校正」ボタンをクリックすると、編集中の文章が設定された状態で、ATOKクラウドチェッカーが別ウィンドウで起動します。

多彩なアプリ・サービスが使える「ATOK Passport [プレミアム]」

ATOK Passportは、常に生きた日本語をとらえ続け、より柔軟にアップデートしていく日本語入力システムです。

ATOK Passportご利用について

  • ご利用にはインターネット環境・メールアドレスが必要です。
  • Just アカウントへの登録が必要です。
  • ATOK Passportがご利用いただける期間は開始から1年間です。
  • パソコン、スマートフォン、タブレット合計10台までインストールできます。

パソコン、スマートフォン、タブレットで「ATOK」が10台まで使える

「ATOK Passport [プレミアム]」なら、パソコン、スマートフォン、タブレットで、いつでもどこでも、あなたのことばで入力できます。
10台までインストールしても、複数の端末で同期しても、オンラインで辞典検索しても、文章校正を利用しても、追加料金はかかりません。

各種通知や提案をまとめて表示「ATOKアトカラ」

ATOKに関するお知らせや、入力環境をより良くする設定の提案を通知します。このお知らせ等の情報は、入力が終わった後で「ATOKアトカラ」でまとめて見直せます。一息ついたタイミングで詳細な情報を確認したり設定を変更したり、といった形で活用できます。
「ATOKアトカラ」はATOKメニュー、ATOKパレットから呼び出せるほか、一太郎の「ATOK Passport」パレットにも表示されます。

通知の種類

通知の種類 表示内容・実行できる操作
挨拶&ATOKの最新のアップデート ATOKの新しいアップデートを確認するボタンも表示されます。
一太郎からのお知らせ 一太郎からのお知らせを表示します。
ATOKキーワードExpressのキーワード更新報告 キーワードをクリックすると、Googleでその単語を検索できます。
見逃した訂正学習の指摘[単語登録] 表示されている表記と読みで、登録単語としてユーザー辞書に登録するボタンも表示されます。
見逃した校正支援の指摘 「見逃し指摘ビューア」を開くボタンも表示されます。
ATOKリフレッシュナビからの休憩提案 「ATOKリフレッシュナビ」を開くボタンも表示されます。
ATOKマンスリーレポートからの先月の入力結果報告 「ATOKマンスリーレポート」を開くボタンも表示されます。
カスタムATOKからの設定変更提案 「カスタムATOK」を開くボタンも表示されます。
ATOKパーソナライズドコアからの状況報告 パーソナライズに利用される同音異義語のペアを表示します。
ATOKパーソナライズドコレクトからの状況報告 入力補正した内容を表示します。入力補正の強度を設定するスライダーも表示されます。
ATOK@ブンコレからの文書登録提案 よく使われている文書の登録を提案します。「ATOK@ブンコレ」を開くボタンも表示されます。
ATOK Sync 単語登録と学習情報の同期報告 ATOK Syncで同期が行われたことが表示されます。
ATOK Syncからの同期提案 環境設定・お気に入り文書の同期を行うためのボタンも表示されます。
ATOK変換改善レポートからのお知らせ 皆さまからの情報を元に変換改善した内容などが表示されます。
ATOKからのお知らせ 「ATOK Passportからのお知らせ」を開くボタンも表示されます。

見逃した訂正学習の指摘[単語登録]

入力中に別の読みで単語を入力し直したとき、元の読みでの変換を学習できるようツールチップが表示されます。表示された単語を学習せずにツールチップを閉じた後でも、通知された内容はATOKアトカラを開いて確認できます。

ATOKパーソナライズドコアからの報告

ATOKハイパーハイブリッドエンジン搭載の「ATOKパーソナライズドコア」から、前回の通知より後にパーソナライズに利用される同音異義語のペアをお知らせします。自分にぴったりの入力に進化していく様子を目に見える形で実感できます。

ATOKの状態を表示「ATOKパレット」

ATOKの状態をひと目で確認できる「ATOKパレット」。テキストサービス(TSF)に対応しており、色も白・黒の2色から選べます。OSのダークモードに連動する設定も可能です。

組み合わせは100億通り以上「カスタムATOK」

一人ひとりに最適な入力・変換の操作環境を、オーダーメイド感覚で設定できるようになりました。使い方のタイプを選ぶだけの「かんたんカスタム」と、用途や目的に応じた質問に答えて、あなただけの究極設定を目指す「こだわりカスタム」から、あなたにぴったりのATOKを作ることができます。

Web会議中は、推測候補を非表示に「ATOKプロテクトモード」

Webを利用した会議で画面を共有する際、ATOKの推測変換候補に情報漏洩につながる候補や、相手に見られると困る候補が表示されないように、推測変換の候補を自動で抑制することができます。

また、Web会議システム「Zoom」*1「Microsoft Teams」*2「Google Meet」*3と連動して、プロテクトモードを自動で切り替えできます。オンライン会議中は自動表示を制御する設定にしておけば、会議のたびにプロテクトモードのオン/オフを切り替える必要はありません。
一太郎(2022以降)のプロテクトモードと組み合わせるとより効果的です。

  • *1Zoom、Zoomロゴは、Zoom Video Communications, Inc.の商標または登録商標です。
  • *2Microsoft Teams、Microsoft Teamsロゴは、マイクロソフト グループの企業の商標です。
  • *3Google Meet、Google Meetロゴは、Google LLCの商標または登録商標です。

従来のATOKの場合
意図せず情報漏洩するリスクがあった

新しいATOKの場合
推測候補が表示されない

学習・確定履歴を残さない 「ATOKプライバシーモード」

「プライバシーモード」を設定すると、ブラウザーをシークレットモードで起動している場合に、その状態と連動してATOKの学習機能を自動的に抑制できます。
学習情報や確定履歴を残さないため、会社や家庭など複数人でパソコンを共有している場合でも、ほかの人に入力内容を知られることがありません。

【カーソル位置の入力モード表示】
プライバシーモードのときはアイコンが表示されます。
【カーソル位置の入力モード表示】
プライバシーモードのときはアイコンが表示されます。

対象ブラウザー

  • Google Chrome*1:シークレットウィンドウ
  • Microsoft®Edge*2:InPrivateウィンドウ
  • Mozilla Firefox*3:プライベートウィンドウ
  • *1Google Chromeは、Google LLCの商標です。
  • *2Microsoft、Microsoft Edge、Windowsは、マイクロソフト グループの企業の商標です。
  • *3Mozilla、Firefoxは、米国 Mozilla Foundation の米国およびその他の国における商標または登録商標です。

クラウドサービスで入力効率や文章の質が劇的に変わる

「ATOK Passport [プレミアム]」のクラウドサービスは、より快適にATOKをお使いいただくための、便利な機能を取りそろえています。

ATOKクラウド文章校正

ATOKの高度な日本語処理技術を発展させた日本語文章校正サービスです。Webサイト「ATOK クラウドチェッカー」にログインしてご利用いただけます。ブラウザー上で文章をコピー&ペーストしてボタンをクリックするだけで、誤字・脱字・表記揺れによる文章の間違いをすばやく見つけられます。

ATOKキーワードExpress

最新キーワード、続々。ことばの旬を逃しません。
文章に新しいことばを盛り込む、最新キーワードの配信サービス「ATOKキーワードExpress」。いつでも旬のキーワードが簡単に入力でき、時代のトレンドを盛り込みたいビジネスでの企画書作りがスムーズです。また、最近の話題で盛り上がるSNSへの書き込みもスピーディーでタイミングを外しません。

配信されたキーワードは、ワンクリックで検索できます。好きなジャンルなのに知らない言葉を見つけたら、ぜひチェックしてみてください。

  • あらかじめ製品のユーザー登録が必要です。
  • 本機能を利用するには、インターネット接続環境が必要です。
  • 最新バージョンのATOKでのみご利用いただけます。

キーワードのWeb検索に対応

配信されたキーワードは、ワンクリックで検索できます。好きなジャンルなのに知らない言葉を見つけたら、ぜひチェックしてみてください。

ATOKクラウド推測変換

多様なジャンルの単語が登録されたクラウド辞書と連携し、よりスムーズな入力ができるようになるサービスです。
よく入力する言葉のジャンルを優先して変換候補を表示するようになるため、使いこむほど、スムーズに変換できます。また、話題の番組名や映画、アーティスト名などは、わずか数文字の入力で変換候補が表示されるので、長いタイトルも正確に変換可能です。

入力しながら、ことばを検索できる「ATOKクラウド辞典」

ATOKと連携して検索できる電子辞典を、クラウド辞典として提供しています。
書いていることばや読んでいることばの意味を知りたいとき、すぐに電子辞典で検索できます。
文章作成に集中するために必要な、豊かな表現力と深い思考力を広げる6冊を厳選しました。

利用可能なクラウド辞典

  • 広辞苑 第七版
  • 大辞林4.0
  • ウィズダム英和辞典 第4版
  • ウィズダム和英辞典 第3版
  • 故事ことわざ・慣用句辞典 第二版
  • 敬語のお辞典

「ATOK」とは

快適な日本語入力・変換を実現する日本語入力システム
"Advanced Technology Of Kana-Kanji transfer"の頭文字をとった「ATOK」(エイトック)。快適な入力と変換を実現できることで、定評のある日本語入力システムです。
便利なさまざまな機能や特長の中から、特にオススメをピックアップしてご紹介します。

ATOKハイパーハイブリッドエンジン搭載

ATOKには、「ATOKパーソナライズドコア」で強化された「ATOKハイパーハイブリッドエンジン」が搭載されています。

高い変換精度に、“わたし”の入力傾向をプラス

これまでの変換エンジン「ディープコア2」に「ATOKパーソナライズドコア」を融合。使う人ごとの入力傾向を加味した変換を行います。

ATOKがパーソナライズ。“わたし”の言葉を見失わない

例えば、「単価」ということばを「商品」「品目」といった単語とともに多く入力するビジネスパーソンのAさん。一時的に「担架で」と入力することがありました。
こういうとき、ATOKパーソナライズドコアは、その学習によって「担架」と変換してしまうのではなく、これまでの入力傾向と現在入力中の文章を照合して、適切に候補を判定します。

“わたし”の変換を最適化。使うほどにATOKの進化は続く

同じ「たんか」でも、入力傾向として「単価」が多いビジネス利用の方と、「短歌」が多い趣味での利用がメインの方とで、異なる進化を続けていきます。
利用開始後すぐには実感しづらい変化ですが、使い込むほどに“わたしの使いたい言葉”が出てくるようになっていきます。

表現モード

TwitterやFacebookなどで会話をしているようにことばを入力するときも、ATOKならスムーズ。「さっきの見たぁ?」「言っちゃいなよ~」などの話しことばもいつも通りにスペースキーを押すだけで変換できます。また、方言にも対応しています。顔文字も、スペースキーを押せば変換候補に表示されるので、選ぶだけでスピーディーに入力できます。

表現モード 変換例(1) 変換例(2)
関西 めちゃ高いねん 見えへんやんか
北海道東北 湯っこさ入るべか 一緒に行がねが
関東 行くべー あおなじみ
中部北陸 ケッタで行こまい 明日休みだもんで
中国四国 食べてみんさい じゃけえねえ
九州 今日もよか天気ばい 何ばしよっと

インプットアシスト

「日本語入力をオンし忘れて、画面にアルファベットが!」「入力中、文字が赤くなってしまった!」そんなときも安心です。インプットアシスト機能が、直前の入力を日本語に変換します。

日本語入力をオフのまま入力を始めてしまっても

ATOKが、日本語らしいと判断するとガイダンス表示で操作を案内

ガイダンス表示に合わせてShift+変換のキー操作を行うと変換可能な入力状態に戻り、入力し直すことなく変換操作を続けられます。

校正支援

基本的なことばのミスをしっかり指摘

「白羽の矢が当たる」のような間違いやすいことばや慣用句をチェックして、誤りを指摘。読み間違いを知らずに「みをこなにして」と入力しても「みをこにして」の誤読ということが変換中にわかるので、そのまま確定できるだけにとどまらず、次から間違えることもありません。「日本に来日」「後から後悔」のような「重ね言葉」もチェックします。

「白羽の矢が当たる」のような間違いやすいことばを指摘

「みをこにして」の誤読を指摘

「日本に来日」のような「重ね言葉」を指摘

  • 「重ね言葉」は、プロパティ(環境設定)の校正支援シートで[表現の洗練]をオンに変更すると指摘します。

敬語の使い方をチェックして、使い方もしっかり解説

敬語の難しさは、動作の主体が誰であるかによって、使うべき表現が変わること。ATOKは「申しました」の主語として「私」は適切だが「社長」であるときは誤り、というような使い分けにも対応しています。細かい使い方はEndキーで表示される「校正支援解説」で確認できます。

「申しました」の主語が 【正しい】

「申しました」の主語が 【誤っている】

カタカナ語の言い換え例も指摘

「ディスクロージャー」(情報公開)、「インキュベーター」(起業家支援者)などの通じにくいカタカナ語の言い換え例も提示します。

変更後の名称を提示

合併が行われた市町村の名前、官公庁名、企業名など変更された名称を指摘して、新しい名称を表示します。

ATOKアトカラの新着通知を表示

ATOKパレットに「ATOKアトカラ」を呼び出せるボタンを追加。赤いマークのついた新着バッジが表示されたら、重要な情報が通知されるタイミングです。

機能一覧 一覧