情報資産の保管というサービスの性質上、一度取引が始まると長期間継続利用されるため、営業職はルートセールス中心となり新規開拓には余り力を割いてこなかった。ところが近年、社会的な変化や競合の参入などにより新たなサービスの強化や提案型による新規営業を迫られるように。そこで、まずは現状の問題点を明らかにできるツールの導入を検討することとなり、日報管理システムを中心に多くのツールを比較検討した。

展示会でJUST.SFAのデモを見る機会があり、行動履歴と案件を紐づけ成果が可視化されることに魅力を感じ、営業担当とヒアリングを実施。操作性がいいこと、クラウドで利用できることも評価ポイントに。漠然とした課題だったものの、ＪＳ営業担当から具体的な提案を受け、利用イメージがしっかりしたことが決め手となり導入を決定。プロトタイプ納入後は現場担当者も交え、調整を行ったあとに正式稼働となった。

状況がリアルタイムで共有できるため、逐一確認・報告する必要がなくなった。また、次に取るべきアクションがすぐに分るので、すでに現場では確かな手ごたえを感じている。案件管理を共有しているので従来あいまいになりがちだったクロージングもしっかり行われるようになった。営業部員一人一人が自発的に提案営業を行っていけるようになるまで、今後さらに使い勝手を最適化していく。