フリュー株式会社 様
“推し活ブーム”で急拡大する事業を情報一元化で支援
フリューが「みんクラ」で進める現場主導DX
導入事例の概要
プリントシール機やキャラクターIPを活用した商品など、エンタテインメント事業を多角的に展開するフリューでは、推し活・SNS・インバウンドなどの多岐にわたる需要の高まりによりアミューズメント専用景品(プライズ)のアイテム数が5年前比で約2倍に急増。Excelとメールを中心とした従来の運用では部門横断での情報管理に限界が生じていた。そこで同社は、現場主導で内製・運用できるツールとしてJUST.DBを導入。現在、「みんクラ」の愛称で親しまれる社内プロジェクトのもと、商品登録から受注管理まで事業全体の情報基盤として活用が広がっている。
導入前の背景 |
アイテム数が約2倍に急増。
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採用の理由 |
同時ログインライセンスと
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導入後の成果 |
商品登録から受注管理まで
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導入の具体的なエピソード
急拡大する事業を支えきれない
Excelの限界と情報分散の弊害
フリュー株式会社は「人々のこころを豊かで幸せにする良質なエンタテインメントを創出する!」の企業理念のもと、プリントシール機や関連サービス、キャラクターIPを活用したぬいぐるみ・フィギュアなど、エンタテインメントに関わる事業を展開している。
なかでも近年は、いわゆる「推し活」やインバウンド、SNSといった多様な需要の高まりを受けて、プライズのアイテム数が5年前比で約2倍に急増。世界観事業本部 キャラクターMD事業部副事業部長の安藤弘之氏は「事業の拡大とともに取り扱うアイテムも情報も増え、それに伴い各部門で似たようなツールが乱立して情報が分散していました。そこで2023年末、どうすれば情報管理を効率化できるかICT戦略部に相談したのです」と振り返る。
相談を受けた経営戦略統括部 ICT戦略部副部長の村木宏壽氏は「情報が複数のExcelファイルに分散するなかで、データ受け渡しミスや古いデータの使用による修正コストも発生していました。プライズ事業における情報の増大に加え、EC・コンビニくじ・海外展開と商流の多角化も加速するなか、部門横断での情報一元管理は急務でした」と語る。
「みんクラ」の愛称で定着を加速
現場の心理的ハードルを下げる工夫
製品選定と並行してマーケティング部をはじめ企画、営業、生産管理といった各部門の担当者がプロジェクトに参加し、業務でどのような情報をどう扱っているかを丁寧に棚卸ししつつ、システム化の方法についてICT戦略部と議論を重ねていった。
こうして2024年9月に導入を決定すると、約半年で初期構築を完了。定着を図るうえでは、関連部署のメンバーをプロジェクトに正式に加え、それぞれの部門で自分事として説明できる体制を整えた。 さらに「みんなでクラフト」という意味を込めた「みんクラ」という愛称をプロジェクトにつけることで、身近に感じやすい風土をつくり、新システムへの移行に伴う心理的ハードルを下げる工夫も施した。
195名が活用する情報基盤へ
市民開発も進展中
初期構築を経た現在は、商品のライセンス許諾から商品の開発・仕様設定、カタログ入稿、受注集計、品質確認、製造に至るまで、マーチャンダイジングプロセスのほぼすべてのデータをJUST.DBに集約している。195名が日常的に利用し、キャラクターMD事業部以外にも海外・物販部門での活用が進みつつある。
こうした広がりのなかで導入効果として特筆すべきは、市民開発の進展だ。当初はICT部門を含むプロジェクトメンバー主導で進めていたが、現在は現場メンバーが自らシステムを構築・改善するケースが増えている。開発部門からは進捗管理のJUST.DB化、マーケティング部門からは費用対効果の管理実装といった活用法のアイデアが現場から自発的に上がるようになった。安藤氏は「うまく運用されだしてからは各自が考えて業務を進めているので、安心して見ていられます。データ受け渡しミスや古いデータ使用による修正コストも、JUST.DB導入後は現状発生していません」と手応えを語る。
さらなる拡大も視野に入る。今後はくじ・海外販路部門への展開を計画しているほか、事業計画立案・版権管理・予算進捗管理へと、JUST.DBの活用範囲をさらに広げていく方針だ。
フリュー株式会社
経営戦略統括部 ICT戦略部 副部長
村木 宏壽 氏
フリュー株式会社
経営戦略統括部 ICT戦略部
吉村 彩 氏
フリュー株式会社
世界観事業本部 キャラクターMD事業部
マーケティング部 プロモーション課
課長
奥野 友美 氏